殺しの神戯 作品紹介


◎『殺しの神戯』

『殺しの神戯』は2018年2月~3月にかけてザムザ阿佐谷で上演された廻天百眼の劇場本公演。
呪術による「殺し」を生業としている霊媒師たちの物語。ハードボイルドでホラーな殺し屋たちの戦いを廻天百眼独特の残酷描写とケレン味溢れる世界観で描く。 そして、おおなえこなえの後、日本古来の民間伝承、神道、仏教を神話的な物語に取り込むと、人間の後ろ暗さを表出させ、にわかに現代のリアルへと近付いていく。
廻天百眼史上最大の劇場儀式!


◎あらすじ

殺し屋no.4【歩き巫女のサロメ】はエージェント【天地人のミサキ】より謎の少女【桔梗】を聖地【東照宮】まで送り届ける任務を与えられる。
だがその道中で、どういうわけか同じ組織の殺し屋達の襲撃を次々と受ける。立ちはだかる殺し屋no.8、血を吸うカメラを持った【B級監督】、no.7、仏道に身を捧げた【地下偶像(アイドル)の蘭】、no.3【ポールダンサーのコンスタンツェ】no.2【ストリッパーのニコ】、そして、no.1【天下りのニニギ】。
呪詛と血の滾り、エロスとタナトスの遊戯、現し世とあの世の交錯する中、静かに開く地獄の釜。
「桔梗はこの世を出産する」
霊障×殺し屋、廻天百眼の贈る、ハードボイルドホラーアクション!