現体制終了のお知らせ
>

いつも応援ありがとうございます。
虚飾集団廻天百眼は、団体、及び個人の活動の幅を広げるため、2024年4月1日よりプロデュース制に移行することが決まりましたのでここにご報告いたします。それに伴い、2024年3月31日をもちまして現体制を終了、休止期間に入ります。
今後は、より時代と戦う、または時代に沿った、多角的かつ希少性の高い企画を、企画ごとの出演者、スタッフ陣にて、画策して参ります。
また、現メンバーにおきましては、それぞれの場所とフォーマットで活動して参りますので、引き続き応援して頂ければ幸いです。


● 定例イベントについて
 ・毎月最終土曜日に開催して参りました『襦袢クラブ』は、3月30日をもちまして休止とさせて頂きます。


● 百眼帝国について
 ・新規国民の募集を一時停止します。
 ・イベント及び季節のお便りの発行は当面中止となります。
 ・現状、様々な事情により不定期更新となってしまっており申し訳ございません。
  また、今後の投稿予定は未定ですが、不定期ではあるものの投稿を継続できればと思います。







現在の劇団員はコロナ禍を経て、それぞれの活動を洗練しております。それに伴い、今後、全員集合して何かをすることができるのか、それが正解なのかと言う状況となりました。
この世界をどうにかする為に、それぞれができる事をそれぞれの場所でする。その結果、新たな道が開けるのではないか。
虚飾集団廻天百眼はなんでもやれる場所です。特に近年は、劇場公演に限らず、様々な形式での興業が増えて参りました。そうなるとやはり劇団員一人一人に、参加したい演目、受けられない演目というものが出てきました。ならば個人も団体も、所属の枠を取り払いより自由にできたほうがいいのではないか。
私たちは道のない道を歩いてきた者です。
これまで応援ありがとう。これからどんな景色に出会えるか、まだわかりませんが、廻天百眼も劇団員も、各々の場所で引き続き活動して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。


虚飾集団廻天百眼 主宰 石井飛鳥







虚飾集団廻天百眼のかたちが變はります。

此れ迄の体制の廻天百眼の今後の活動をたのしみにして下さツてゐた皆樣、ほんたうにごめんなさい。

百眼は【紅日毬子】といふものを此処迄、形造ツて呉れました。
約17年、團員としてほんたうに語り尽くせぬほど數多のことを経驗させて呉れました。
関はツてくだすツたお客樣、関係者の皆樣、森羅万象に感謝してもしきれません。

此れからは劇團員といふ括りが無くなります。
20年近くも身を置いた場所が解体されることで喪失感で胸に大穴が空いたやうですが、此れからもたくさんの新しいことに挑戰してゆく所存です。

今後とも、劇團員であツた各個人其其の活動をたのしみにお見守り頂けますと倖ひです。

今迄、ほんたうにありがたう。
しかし此れが今生の訣れではありません。
此れからも、宜しくお願ひ申し上げます。

では共に次の舞台(ステエヂ)へと進みますか。
御油断めされませぬやう。

愛してゐます。


紅日毬子







プロデュース制移行について

廻天百眼の在り方が変わってしまう事に対して、様々な意見があると思いますが僕は『劇団』という一つの制約を解かれ更に自由に廻天百眼が活動する為の選択と捉えています。
今まで通りの体制での活動が困難な事、それに伴い本公演などのクオリティーが下がってしまう事、そうなってしまう位なら思い切って新たな方向に舵を切るべきかと思いました。

劇団という形でなくなってしまう事に対しての寂しさも勿論あります。
長い時間を廻天百眼の劇団員として過ごしてきました。
僕は百眼を通して関係者や、皆様と家族の様に繋がれたし、百眼での出会いで新しい家族もつくれました。

なので停滞よりも変化、進化を選びたいです。

現メンバーが今後、参加しない訳ではないし全員で集まる事もあると思います。
なにより、
今までにない廻天百眼で先に進みたいと思ってます。
どうなるかは、わからないけど面白い未来に一緒に向かおう。


桜井咲黒







いつも応援して下さる皆様へ。

突然の発表で驚かせてしまって、本当にごめんなさい。
廻天百眼は3月いっぱいをもちまして現体制終了となります。

私が客演として初めて百眼に参加したのは2009年。
2011年の入団を経て約15年間、私はここで生きてきました。
これだけ長いことひとつのものに向き合っていると様々なことがありますが、私がこれまで百眼の団員として活動を続けることができたのは、なにより、皆んなの応援があったからです。
今まで愛してくれて、本当にありがとうございました。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
夢のように幸せな時間を、ありがとうございました。

この決定について、本心ではとても悔しいし悲しいです。
廻天百眼という皆んなの居場所を、自分の居場所だと心底思えたこの場所を、私は守りたかった。
ですが話し合いを重ねた結果、今までの形で団体を継続するのは不可能だということがわかりました。
守りきれなくて本当にごめんなさい。

私自身はこれからも色々な形で皆んなに会える場を作ろうと思っています。
今までと形は違うけれど、私は君の居場所でありたいと思っています。
なので、いつでも会いに来てね。
ずっと君に「おかえり」と言える存在でありたいです。

他の劇団員たちも、それぞれに活躍の場があります。
引き続き皆んなのことを応援して頂けると嬉しいです。

廻天百眼の一員として生きたこと、微塵も後悔はありません。
私は今までの廻天百眼が大好きでした。
このメンバーで作り上げてきたものは最高だったと、心底思っています。
演劇という形に縛られず、様々なことに挑戦し続ける廻天百眼という団体の一員だったからこそ見ることの出来た景色が、得ることの出来たものがいっぱいあったし、沢山のものが私の血肉になりました。
君と出会えたことも、かけがえのない仲間に出会えたことも、全部私の財産で、百眼のおかげです。
皆んなの応援に支えられながらがむしゃらに駆け抜けた、最高に幸せな日々でした。
今まで本当に、本当にありがとうございました。

愛しているよ!!!


十三月紅夜







虚飾集団廻天百眼は、2024年3月31日に現体制を終了することになりました。

突然のお知らせになってしまってごめんなさい。

僕と百眼との始まりは2013年。『奴婢訓』のスタッフ募集に応募して、パンフレットを作ったのが初めての仕事でした。
2014年の『冥婚ゲシュタルト』初演後に劇団員なって、気がついたら10年。
デザインを担当してチラシ、パンフレット、DVD、CD、沢山作りました。
『殺しの神戯』が特にお気に入り。
それに何よりみんなと過ごすのがとても楽しかったです。
本公演、ライヴ、イベント、襦袢クラブ、などなど沢山。本当にありがとうございました。

僕は団体で何かを作るのは苦手な方でしたが、百眼は特別でした。
何をやってもどこへ行っても大騒ぎで、こんなメンバーと出会えて良かった。
(変な看板や変な人、なんならカラス飛んで来ただけで大騒ぎ)
本当に楽しかった。

舞台の血で真っ赤になってるお客さんを見て、ここはいい意味で変な人ばっかりで、本当に良いなと思った。
(自分は血かかりたくない)
たくさん応援してくれてありがとうございました。

廻天百眼は体制が変わりますが、百眼そのものは、なくなるわけではないです。
僕がそこに居るかどうかはまだわかりませんが、新しい百眼も応援してもらえたら嬉しいです。

今後のワタナベユウキは所属なしでデザイナーを続けて行く予定です。
百眼での経験も活かしていきます。
よかったら見つけてやってください。

最後に、
本当に楽しい11年でした。
ありがとうございました!

またね!


ワタナベユウキ